長谷川さんの研究成果がThe EMBO Journalに掲載
当研究室の元助教の長谷川さんの研究成果が、The EMBO Journalに掲載されました。リン脂質脱リン酸化酵素のINPP5Eが、リソソームのPI(3,5)P2をPI3Pに変換することが、コータクチンによるリソソーム表面へのアクチン繊維結合を促進し、その結果オートファゴソームとリソソームが融合することを示しました。またINPP5Eの変異が患者さんで見つかるジュベール症候群が、オートファジーの低下によって起こっている可能性も明らかになりました。リン脂質の新たな細胞機能の発見として注目されます。
大阪大学プレスリリース(July 5, 2016)