吉森研究室
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当研究室の田端桂介さんの論文がNature Communicationsに掲載されました

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共同研究の成果がHepatologyに掲載

当研究室で発見されたオートファジー抑制因子のRubiconが、高脂肪食によって増加することによって脂肪肝を発症することが大阪大学消化器内科竹原教授らとの共同研究によって明らかになり、Hepatologyに論文が掲載されました。当教室で作成したRubicon KOマウスは高脂肪食負荷でも脂肪肝にならず、Rubicon阻害による脂肪肝治療の可能性が出てきました。

長谷川さんの研究成果がThe EMBO Journalに掲載

当研究室の元助教の長谷川さんの研究成果が、The EMBO Journalに掲載されました。リン脂質脱リン酸化酵素のINPP5Eが、リソソームのPI(3,5)P2をPI3Pに変換することが、コータクチンによるリソソーム表面へのアクチン繊維結合を促進し、その結果オートファゴソームとリソソームが融合することを示しました。またINPP5Eの変異が患者さんで見つかるジュベール症候群が、オートファジーの低下によって起こっている可能性も明らかになりました。リン脂質の新たな細胞機能の発見として注目されます。

吉森教授が日本細胞生物学会会長に

吉森教授が本年6月から、一般社団法人・日本細胞生物学会会長に就任しました。本学会会長は会員による選挙で選出され、任期は2年です。日本細胞生物学会は、昭和25年に発足し、全ての生命科学領域の基盤となる細胞生物学の研究者が集う学会です。細胞生物学の進歩発展を図ることを目的として、学術集会の開催、学会誌Cell Structure and Functionの刊行、会報の発行、国際細胞生物学連合やアジア太平洋細胞生物学連合の活動への協力などを行っています。
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