吉森研究室
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中村さんらの研究成果がNature Cell Biology に掲載

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中村さんらの研究成果がNature Cell Biology に掲載

当研究室准教授の中村さん、元大学院生の重山さん、助教の南さんらの論文がNature Cell Biology に掲載されました(大阪大学/JSTとの共同プレスリリース)。
私たちは以前、リソソームが損傷を受けると損傷リソソームを選択的に隔離するオートファジー(リソファジー)がこれを隔離・修復することを見出していました(Maejima et al., EMBO J, 2013)。
今回新たに、オートファジー・リソソーム生合成の上流のマスター制御因子として知られるTFEBの働きが損傷リソソーム修復に必須であること、またこの活性化に我々が発見したLC3タンパク質のオートファジー以外の機能が必要であることを見出しました。
今後結晶性腎症をはじめ、リソソーム損傷を伴う様々な病気の治療への応用が期待されます。

山室さんらの研究成果がNature Communicationsに掲載

当研究室研究生の山室さんの論文がNature Communicationsに掲載されました(大阪大学医学系研究科プレスリリース)。
当研究室が以前同定したオートファジーの負の制御因子Rubicon (Matsunaga et al., Nat Cell Biol, 2009)の増加が、通常の組織では老化のサインになることがわかっていました (Nakamura et al., Nature Communications, 2019)。

生活習慣病を抑える働きのある脂肪細胞では逆に、Rubiconが老化に伴い減少してオートファジーが過剰となり、オートファジー過剰が脂肪細胞機能を低下させることがわかりました。
このことは、オートファジー過剰が加齢に伴う脂肪細胞機能低下の要因であり、糖尿病や脂肪肝などの生活習慣病の原因になりうることを意味しています。
今後、脂肪細胞のオートファジーを特異的に阻害することが、生活習慣病の新規治療戦略になることが期待されます。

吉森教授がHighly Cited Researchers 2019に選出

吉森教授が、Highly Cited Researchers 2019(高被引用論文著者)に選出されました。2014年、2015年度での選出に続いて3回目となります。世界の全論文のうち引用された回数が上位1%に入る論文を複数発表しており、後続の研究に大きな影響を与えている科学者や社会科学者が選出されます。クラリベイト・アナリティクス社プレスリリース(Nov,19)、生命機能研究科HP(Nov,19)

吉森教授が紫綬褒章を受章

吉森教授が令和元年秋の紫綬褒章を受章しました。紫綬褒章は「科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方」に授与されます。(褒章の種類及び授与対象、内閣府賞勲局) 
「細胞生物学研究功績」が顕彰されました。

中村さんらの研究成果がNature Communicationsに掲載

当研究室准教授の中村さんの論文がNature Communicationsに掲載されました(大阪大学研究リリース速報)。
当研究室が以前同定したオートファジーの負の制御因子Rubicon(Matsunaga et al., Nat Cell Biol, 2009) が線虫、ショウジョウバエ、マウス組織において加齢により増加することをみいだし、Rubiconを抑えると寿命の延長や加齢性の表現系の改善がみられることがわかりました。
このことは、Rubicon増加が加齢に伴うオートファジー低下の要因であり、老化のサインとなりうることを意味しています。
今後Rubiconをターゲットにしたオートファジー活性化法の確立により、超高齢社会を迎える我が国喫緊の課題である「健康寿命」の延伸に貢献できると期待されます。
本研究はメディアでも大きな注目を集め、朝日、読売、毎日、産経、日経の新聞各紙、NHKニュース、共同時事通信、地方新聞各紙、国内外のウェブニュースで取り上げられました。

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