中村さんらの研究成果がNature Cell Biology に掲載
当研究室准教授の中村さん、元大学院生の重山さん、助教の南さんらの論文がNature Cell Biology に掲載されました(大阪大学/JSTとの共同プレスリリース)。
私たちは以前、リソソームが損傷を受けると損傷リソソームを選択的に隔離するオートファジー(リソファジー)がこれを隔離・修復することを見出していました(Maejima et al., EMBO J, 2013)。
今回新たに、オートファジー・リソソーム生合成の上流のマスター制御因子として知られるTFEBの働きが損傷リソソーム修復に必須であること、またこの活性化に我々が発見したLC3タンパク質のオートファジー以外の機能が必要であることを見出しました。
今後結晶性腎症をはじめ、リソソーム損傷を伴う様々な病気の治療への応用が期待されます。