当研究室助教の井本さんらの論文がCell Reportsに掲載されました(大阪大学/AMEDとの共同プレスリリース)
これまでオートファジーを介して細胞の老化を制御する機構は不明でしたが、今回、転写因子MondoAがオートファジーやミトコンドリアの機能を保つことで細胞の老化を遅延させることを発見しました。また、マウスやヒトの腎臓を用いた解析で、老化や急性腎障害後の慢性腎臓病進展の病態にMondoAが関与していることも明らかになりました。これにより、MondoAの活性化が個体の老化抑制や慢性腎臓病の進展など加齢性疾患の治療に応用されることが期待されます。