中村さんらの研究成果がNature Communicationsに掲載
当研究室准教授の中村さんの論文がNature Communicationsに掲載されました(大阪大学研究リリース速報)。
当研究室が以前同定したオートファジーの負の制御因子Rubicon(Matsunaga et al., Nat Cell Biol, 2009) が線虫、ショウジョウバエ、マウス組織において加齢により増加することをみいだし、Rubiconを抑えると寿命の延長や加齢性の表現系の改善がみられることがわかりました。
このことは、Rubicon増加が加齢に伴うオートファジー低下の要因であり、老化のサインとなりうることを意味しています。
今後Rubiconをターゲットにしたオートファジー活性化法の確立により、超高齢社会を迎える我が国喫緊の課題である「健康寿命」の延伸に貢献できると期待されます。
本研究はメディアでも大きな注目を集め、朝日、読売、毎日、産経、日経の新聞各紙、NHKニュース、共同・時事通信、地方新聞各紙、国内外のウェブニュースで取り上げられました。